そして、千佳の足が振動を始める。 
「ひあっ!うぁ…ああぁっ!漏れちゃうぅ!!」 
靴下と下着を隔てて、千佳の爪先が麻美の秘部に埋まっている。 
尿道にあてられた指先は、中に潜り込むようにくにくにとうごめく。 
「ぃっ…あぅっ!…ふあぁぁ!」 
「千佳。すぐに出させちゃ駄目だよ」 
「うん。分かってるよー」 
数秒すると、千佳はぴたりと足の動きを止めた。 
「ぁ…」 
唐突な責めの中断に、麻美はその理由も考えずに体を休ませた。 
しかし…麻美の体が弛緩するタイミングを見計らって、尿道への攻撃が再開される。 
「―っ!?ん…ぁあっ!」 
それから千佳は、数秒責めて数秒休ませる、というサイクルを何度も繰り返した。 
堪えがたい尿意によって、麻美の背筋に冷たい汗がふきだしてくる。 
「―ぅんっ!…………」 
(また、すぐくる…) 
「ひぁあああっ!」 
数秒後に責めが再開されると分かっていても、それから逃れることはできない。 
責められている間だけでなく、休まされている時間もまた、麻美の精神を疲労させていた。 
「麻美ちゃん、ぷるぷるしてるー。出ちゃいそう?」 
「っ…絶対、出さない…」 
「ふーん。じゃ、こっちも」 
由美は腕をずらし、麻美のお腹を指先でつついた。 
「ひゃっ…!?ふぅ……やぁっ…!」 
ただでさえ千佳が尿道だけを狙って責めているのに、上半身にまで刺激が加わってはたまらない。 
「こんなにお腹パンパンになってたら、早く出さないと体に悪いんじゃない?」 
と、由美は麻美の下腹部にてのひらをあてて押した。 
「くうぅっ!…うぁ…」 
軽く圧迫しただけにもかかわらず、相当に効いたらしい。 
麻美は歯を食いしばり、必死に尿意を抑えこんだ。 


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